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FPが教える!「地方移住」の気になるお金の話

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日本FP協会が作成した小冊子をご紹介します。
この小冊子は地方移住に関心を持つ生活者の方を対象に、地方と都会でかかるお金(物価や家賃)にどのような違いがあるのか、移住に際してどのくらいのお金がかかるのかなど、移住にかかるお金の概要について公的機関のデータや事例を基にまとめています。
図や表がたくさん用いられており、コンパクトながらわかりやすく移住後のお金の動きをイメージすることができます。
【小冊子】FPが教える!「地方移住」の気になるお金の話[pdf]
様々なデータが示す地方のお金事情
総務省の家計簿調査などを元に「地方暮らしにかかるお金」が明らかに。
地方と都会の生活費はどう違う?
結論は「食費などは安いが、生活費は大きく変わらない。」
小冊子では秋田市、長野市、和歌山市、那覇市そして東京23区の平均的な1世帯あたりの収入と支出が図で示されています。
”地方では食費などが低いものの、極端に割安な費目ばかりではありません。収入も下がりますので、地方に住めば大幅に家計が改善すると考えるのは早計です。憧れの地方暮らしを実現するためにも、しっかりとお金の計画を立てて臨みましょう。”
と、書いてありますが、このグラフでは住居関連費を含んでおりません。田舎に住む私の実感としては、住居関連費以外は都市部とそんなに変わらないです。食べ物をたくさんもらえるわけでもなく、物価も特別安いわけではないので食費もそんなに変わらないので注意です。
移住にかかるお金の例
結論は「車や新居の家具の購入などを含めると100万円を超える出費もありえる」
例えば、夫婦と子1人の3人家族で引っ越しするファミリーの場合。自動車購入費が高くつき141万円という想定になりました。
夫婦だけで引っ越しするリタイア世代の場合、74万円という想定に。
さらに、それぞれの家族のキャッシュフロー表や支出の想定などを見開きで紹介し、各年齢での貯蓄を「想定プラン」と「見直し後」で見せてくれています。
【小冊子】FPが教える!「地方移住」の気になるお金の話[pdf]
行政を通じた移住相談では移住の際の費用とざっくりとしたお金の計画しかできません。お金を含めたライフプランをしっかりするためにも、是非リーフレットをご覧いただき希望ある移住計画を実施してください。
また、移住相談の際に「この例ではこうなってるんだけど、○○市ではどうですか?」と尋ねるとシャープな回答が返ってきやすいので良いと思います。引っ越しの補助金があったり、先輩移住者の例を教えてくれたりしてすごく参考になると思います。
とっても役立つお金の便利ツール
日本FP協会では他にも様々なツールを公開しています。
あなたはお金に困らない人生を送れる?ライフプラン診断
ライフプラン診断では、年齢や雇用形態、世帯収入などの9つの質問に診断したい内容を選ぶだけで将来の家計を診断できます。
FPからのアドバイスコメントやライフイベントの注釈も入っているのでとっても楽しい!
下図のような診断が表示されます。
便利ツールで家計チェック
- 家計の収支確認表
- 家計のバランスシート
- ライフイベント表
- 家計のキャッシュフロー表
- 家計整理・見直し支援
5つの便利ツールがPDFやEXELの形式でダウンロードできます!
活用して家計の見直し、移住後の生活を想定してみましょう。
- 名称
- NPO法人 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会
- info@jafp.or.jp