
\ローカルにこそやりたいことがある/かばんの生産量日本一のまちで「かばんづくり×暮らし」体験!
- 豊岡市
- カバンツクリエーション0203

かばんの生地の選定、裁断
生地の特徴を教えてもらいながら、好きな生地を選び、型板に沿って裁断します。

裁断した生地をミシンで縫製
生地をミシンで縫い合わせ、だんだん形になってきます。取っ手や金具も付けます。

かばん完成
かばんの種類、形、材料、色などを選んで、自分のオリジナルのかばんが作れます。
ローカルにこそやりたいことがある
自分のやってみたいことが実現するフィールドはどこでしょう?
普通は何でもある都会だと思いがちですよね。
でもやってみたいことによっては、地方に最適な場所がある場合もあります。
そこにしかない地域資源を活かして、やってみたいことが見つかるかもしれません。
みなさんの夢の実現を目指して、どこが最適なのかよく調べてみてください。案外、地方に行きつくことがあります。
地方で心豊かな暮らしをしながら、「やってみたい仕事×田舎暮らし」の未来を描いてみませんか?
実は…かばん生産量日本一!かばんのまち豊岡
兵庫県但馬地域の中心都市豊岡市。関西圏の人なら、いつも天気予報で近畿北部の代表地として天気や気温が出るので、印象がある方が多いと思います。また、全国的にもコウノトリ野生復帰などでご存じの方もあると思います。
その豊岡市は、かばんの生産量日本一の「かばんのまち」でもあるんです。豊岡市の市街地は豊岡盆地にありますが、盆地をゆったり流れる円山川は河口から10km余り上流の市街地付近でも海抜1~3mと低地で、そのため湿地を好むコリヤナギが自生し、古くからコリヤナギで編んだ柳行李の生産が盛んでした。その技術が近代になってかばんの生産に置き換わり、今ではかばん生産量日本一のまちになっています。
機能性とデザイン性の両方が求められるのがかばん。ひとつひとつに個性があり、生活の一部、ファッションの一部であるかばんづくりは、夢のあるクリエイティブなものづくりです。
実際のかばんづくりは多くの工程に分かれ、分業体制で行われます。材料調達、裁断、縫製、仕上げなどの工程ごとに、多くの職人さんの手にかかりつくられていきます。豊岡では各工程を受け持つ工場や職人さんがおり、地域全体で分業体制がとられています。専門的な工種を受け持つ職人さんもおられ、例えば、かばんづくりの工程に必要な特殊な工具を注文に応じて作ってくれる金属工場などもあります。地域のこういったきめ細かい体制が、日本一を支えています。かばんづくりには最適の社会環境が揃っています。
豊岡には多くのかばん業者さん、関連業者さんがありますが、そういった土地柄から後継者育成にも地域をあげて熱心に取り組まれ、かばん職人養成の学校が設立されるなど、全国からかばんづくりをしたい人が学びにやってきます。

豊岡市街地にあるカバンストリート、かばん屋さんや工房が並ぶ

かばん職人養成学校やかばんのクリーニング店も並ぶ
「かばんづくり×暮らし」体験ツアーで、かばんづくりとたじま暮らしのプチ体験をしてみませんか
まずは「かばんづくり×暮らし」体験ツアーで、かばんづくりとたじま暮らしのプチ体験をしてみませんか
夢のある仕事かばんづくりと、ひょうご北部「たじま」地域での暮らしをプチ体験し、知っていただくオーダーメイドツアーを実施します。
①かばんづくり体験
この度、カバンツクリエーションさんのご協力を得て、かばんづくり体験をさせていただくことになりました。
あわせて、ご希望により、かばんショップが集まるカバンストリート、かばん職人養成の学校、かばん工場などの見学もできます。
②暮らし体験
近隣市町も含め、ご希望にあわせて訪問先を設定し、まちの様子、住まい、生活利便施設、自然環境など、たじま暮らしを知ってもらう現地案内ツアーにご案内します。
かばんづくりのため移住した先輩や地域の移住相談員などとのお話をセッティングすることもできます。
③その他の条件
オーダーメイドツアーですので、お一人お一人のご希望に合わせて、内容を調整し行程を設定していきます。
・対象者:かばんづくりと田舎暮らしに興味のある方
・日 程:お申し込みの方とかばんづくり体験受け入れ側の都合を調整して決定します。
・期 間:かばんづくり体験は半日~2日で、暮らし体験は半日から設定します。合わせて1日~数日になります。
・参加費:かばんづくり体験の材料費、暮らし体験での飲食費は実費負担をお願いします。交通費も参加者負担となります。かばんづくり体験の体験料、暮らし案内は無料です。
・宿 泊:宿泊を伴う場合は、参加者での予約、費用負担となります。宿泊施設の情報は提供します。
かばんづくり体験をさせていただくカバンツクリエーション(http://kaban0203.com/)の中野さんもIターンされた移住者です。ご苦労の末独立、起業されたので、貴重な経験談を聞いたり、移住のポイントも教えてもらえます。

移住の先輩でもあるカバンツクリエーション中野さん

『カバンツクリエーション』は中野さんのアトリエ兼店舗
かばんづくりの工程
かばんづくりは、大きくは以下の工程で行われます。
ためしに「かばんづくり体験」を実際にしてきました。
1 製作物の決定
小物(コインケース)から大きい物(トート、ショルダーなど)まで、何をつくるか選べます。今回は、トートバッグをつくらせていただきました。
2 生地選び
同じ形のかばんでも材質、色によって、印象が大きく変わります。使う生地(材料)を選びます。今回は紺色の布生地を選び、持ち手はからし色の布生地にしました。
3 型紙とり(今回は省略)
デザイン画を基に、厚紙などを原寸大に切り出して型紙を作成。
4 裁断
型紙に沿って、生地をハサミやカッターで切っていきます。
5 縫製
最初にミシンの使い方を教えてもらい、少し練習をします。ミシンで順番に生地を縫い合わせていきます。
6 アクセサリー付け
取っ手、金具、ボタンなどのアクセサリーを付けます。今回は、取っ手を付けました。
7 仕上げ
形を整え仕上げます。
時間短縮のため、一部の工程を省略することもできます。

まずは材料選びから..カバンはたくさんのパーツでできていることを学びます

中野さんがミシンの使い方もていねいにレクチャーしてくれます!
体験ツアーでは、かばんづくり体験を通してものづくりを体感し、たじま地域での田舎暮らしをイメージできます。
・かばん職人になりたい方、興味のある方
・ものづくりやデザインの仕事に興味のある方
・たじま地域での田舎暮らし、田舎での子育てなどに興味のある方
などにお勧めします。
体験により、あなたの夢の実現を一歩近づけてください。
- ツアー日程
- 2日間
日目
かばんづくり体験

- 10:30
- JR豊岡駅に出迎え ツアースタート
- 10:45
- かばん工房「カバンツクリエーション0203」にてオリエンテーション
かばんづくり体験
- 12:00
- 近くのレストランで昼食
- 13:00
- かばんづくり体験
移住の経験談もお聞きできます
- 16:30
- かばん完成
宿泊施設へ

日目
暮らし体験

- 9:00
- 宿泊施設に出迎え
兵庫県立コウノトリの郷公園の見学
絶滅したコウノトリを野生復帰させた取り組みを聞く
- 10:30
- 住まいの見学
- 12:00
- 豊岡市内のレストランで昼食
- 13:00
- カバンストリートのまち歩き
ステキなカバンショップやかばん職人養成学校などを見学
- 14:30
- 買い物スポットなど生活利便施設の見学
- 16:00
- JR豊岡駅へ見送り

※オンライン面談を行い、参加者お一人お一人に合わせた行程にします
-
申し込み
気になる体験の詳細ページから申し込みます。
-
マッチング内容調整
オンラインで面談を行います。電話でも面談可能です。
体験の内容、日程などの調整を行います。 -
ツアー実施
たじま「仕事×暮らし」体験ツアーでは、実際の仕事の体験と暮らしの様子を確認できます。
- 実施日・期間
- ご相談により決定します。
暮らしの案内とあわせて、1日から3日程度まで。
- 仕事体験の場所
- カバンツクリエーション0203の工房
兵庫県豊岡市中央町18-25
- 対象者
- 但馬地域への移住を検討されている方で、かばんづくりに興味のある方、年齢制限なし。
- 最少催行人数
- 1人
- 費用など
- 仕事体験・暮らし案内は無料ですが、かばんの材料費などは有料です。(製作されたかばんは持ち帰りできます。)
体験ですので、無給です。必要な用具は貸し出します。
現地までの交通機関、宿泊などは参加者ご自身で手配、費用負担をお願いします。
ACCESS
カバンツクリエーション0203
カバンツクリエーション
兵庫県豊岡市の四季折々で豊かな自然をフィールドに、またかばん生産地としての長い歴史とロケーションを背景に、情熱と使命感とユーモアを熱く胸に抱きながら、楽しいモノ作り コト作りを目指しています。
大量生産ではない手仕事でのかばんづくりを軸としながら、リラックスした等身大のライフスタイル提案、田舎暮らし&田舎遊びエンジョイ提案で、みなさまと共に笑顔の輪が広がっていくことを願っています。
0203
「無二無三」(ムニムサン)を表し、唯一無二。他に代わるものがない。ひとつのことに脇目もふらず一途になること。ひたすら。の意味があり 「ここにしか無いモノ」「この時しかないコト」をモノ作りを通して、楽しみながら共有していきたいとの思いが込められています。
豊岡市
大都市は人をひきつける。
世界から国境をなくしていくグローバリゼーションもまた、魅力的だ。
しかしこのまちは、高さや大きさや速さを競うのとは別の道を進みたいと思う。
豊かな暮らしと仕事のやりがいが、どこにいても両立できる今、ローカルは、むしろチャンスと言える。
そう証明できる人が、このまちにはいる。
コウノトリの野生復帰を実現し、生きものを育む、新しい農法を広げた人たち。
近畿最古の芝居小屋を復元し、歌舞伎をまちの顔にした人たち。
日本一のカバン産業を世界一にすべく、学校までつくってしまった人たち。
そして、演劇を通して、言葉を超えたコミュニケーションを自分のものにする子どもたち。
このまちにしかない資産を活かし、また新たな価値を生み出していく。
それが、世界から尊敬されるまちへのただ一つの道と信じて。
ローカルをつきつめた先に、グローバルがあると信じて。
挑戦をつづける豊岡市に、会いに来てください。
(飛んでるローカル豊岡より)